REVIEW
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ALBUMS
『ブッチーメリー Theピーズ 1989-1997 SELECTION SIDE A』
『ブッチーメリー Theピーズ 1989-1997 SELECTION SIDE B』
Theピーズのベスト盤が発売すると知ったときには狂喜しました。それも2枚同時発売だなんて。もう仕事どころじゃないよ、ホント。
で、ミュージック・マガジン2001年2月号(2001年1月20日発売)のアルバム・ピックアップにレヴューを書かせていただくことに。
以下はその掲載記事です。
酒飲んで迷惑かけて後悔しての繰り返し人生、どーにかやってこれたのも、そこにTheピーズがいたからなのだ。はるの歌詞には、まるで自分のことを歌われているのかと錯覚するほど、恥ずかしいくらいありのままの日常がある。シンクロ率高すぎて苦笑い。落ち込んで自棄になっても、真正面から己の姿を突きつけられればやり直そうって気にもなるもの。励ましソングなんかよりこっちの方がぜんぜん救われる。
97年の活動休止から3年。ついに待望のベスト盤が登場した。89年にデビューしてからの全作品を対象に、ライヴ・ヴァージョンやアルバム未収録曲なども含めた全44曲の大盤振舞。はるが時間をかけて選び抜いた曲はどれも文句なしで、不器用で貧乏性な男の、愛すべき世界を堪能できる。『Side A』(22)や『Side B』(14)のライヴではアビさん(96年脱退)のギターに目頭が熱くなった。
ところでこの2枚同時発売と聞いて、デビュー・アルバム『グレイテスト・ヒッツ Vol.1』『同 Vol.2』を思い起こさない訳にはいかない。となると、活動再開か!なんて思わず期待してしまう。熱望してます。
ただ、やりたいようにやってくれ、いつまででも待てるよと余裕もあったり。Theピーズを体感すれば、はるの願いについていこうと思うようになるからスゴイ。どこへ行こうとも焦らなくても、確かにここに居場所があるのだと。
* MUSIC MAGAZINE 2001年2月号 <2001.01.20>